私の入口 図書館



著者;東野圭吾
『白夜行』
感想:
とにかく暗〜〜〜い
!!!

東野圭吾作品の一冊目がこれなんですけど、、、。

でも、たしかこの人、いろんなジャンルを書くんですよね。

この作品について、、、構成がまず面白い!物語全体では、時間、というか年月がずいぶん経つのだけれど、それがまた、作品を暗〜く重〜くしているカンジ。

人の心の中は(もしかしたら自分の心の中も)読むことはできない。だから、その心の中の闇が、どれ程のものか、何故のものか、本当のところわからない。

それが、この作品では、作者が主人公達の内面を一切書かないことで、その二人の闇の深さを、より強く感じさせている。

なにより、ラストまで救われないのが、読み終えた後も暗さを増す原因かも。
出口 「天空の蜂」東野圭吾著

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