私の入口 「月の裏側」恩田陸著



『光の帝国〜常野物語』
著者・恩田陸
感想:
爽やか&感動!

短編集みたいな、長編みたいな、まだまだ続くような。
この作家の入口にある「月の裏側」はケッコー怖かったので、ちょっと構えて読み始めたけれど、1編目の主人公が小学生だったので、まずホッと。

読み進むうちに、結局特別な能力がどうのこうのっていうよりも、人の心に潜む何かに訴えているのでは、と思えてくる。

もちろん、特別な能力への興味も、ずんずん大きくなっていくけど。
(よく、こんな能力、だとか、表現、が思いつくなあ、と感心しちゃう)

ツル先生に私も会いたい。
達磨山に登ってみちゃおうかしら、とも思っちゃう。

最後の最後、ミサキが帰ってくるシーンは、涙涙涙だった。

出口

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