私の入口 | 浅田次郎作品 |
『天国までの百マイル』 著者・浅田次郎 |
感想: この作品、作者は他人事じゃないもの、みたいですね。 作者のお義母様が、同じように心臓を患っていて、この作中の病院も、モデルとなっている所があるとか。 個人的には、登場人物の中のマリちゃんが、なんとも言えず好きですね。 気持ちがすごくよく解る。読者の中には、こんな都合のいい人いないよって思う方もいるでしょうが、このマリちゃんみたいな人、結構いると思います。 かたや、主人公みたいは男性はいっぱいいそうで、あまりいないかも。(それは、男性を理解していないて事かなあ???) でも結局、「母」という存在に、頼ったり、甘えたり、そして大切にしたり、っていうのは男性の方でしょうね〜。 男の人は、全員マザコンでしょう?多かれ少なかれ。 (2004.8記) |
出口 | 浅田次郎作品 |