私の入口 | 知人の紹介 |
著者;緒方貞子 『私の仕事』 |
感想: この本を読むと、自分の小ささを感じざるを得ません。しかし、そこに卑屈な気持ちがうまれてこないのは、この緒方女史が本当に潔いからかもしれません。 私は、他の本から、難民活動の無力感を大いに感じたのですが(やってもやっても減らない、改善されない、根本問題がなかなか解決しない、など、活動されている方々は、その無力感をどう自己処理されているのかなあ、と) この人に言わせれば、そんな事を感じている間にも、何人もの人間の安全が脅かされているとすれば、感じているヒマなどないのかも知れません。 |
出口 | この著者の事を他の人が書くと「緒方貞子という生き方(黒川著) 安全保障の今日的課題(人間の安全保障委員会報告書) |