私の入口 「分身」東野圭吾著



『浪花少年探偵団』
著者・東野圭吾
感想:
最近のニュースでは、イマドキの子供達はいったいどうなっちゃてるの???って思わされちゃうけど、こういう作品を読むと、なんだか安心しちゃいます。

この本、ケッコー子供が読んでもよいかも。
もちろん、小学生の子供を持つ親御さんたちにも是非!
学校のセンセ達にも是非!読んでいただきたい。

事件を、主人公のしのぶセンセと子供達が解決してく様は、痛快で、軽快で、読んでて笑っちゃう。でも、それだけじゃなくて、先生と子供の繋がりが、あったかくて泣けてきちゃうトコロもあるんです。

舞台が大阪で、もちろん、大阪弁で話が進んでいく。それが、大阪人でナイ私にとっては、なんだかとってもリズミカルなんです。それが、事件を推理してく流れにテンポをつけていくカンジなんですね。

この東野作品の「あの頃ぼくらはアホでした」を読んでて、ちょっと納得な地域柄で、この作品のテンポで事件が起きちゃっても、ケッコーありかなあ、って。
ホント変なトコロで納得しちゃいました。

読み終わって、これで終わっちゃヤダナア、と思ったら、続編ありました!嬉しい!

また、読みます。


出口 「しのぶセンセにサヨナラ―浪花少年探偵団・独立篇」東野圭吾著

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