私の入口 | 図書館 |
『天切り松闇がたり』 著者・浅田次郎 |
感想: これも、ドラマになりましたね〜〜(シェエラザードの前日) (他の映像化作品)同じく、原作の良さは、なかなか出せないものなのでしょうかね〜〜。舞台は大正ロマン爛漫期。 読み進めば、活字の間には、あざやかな彩りの世界が広がって、自分も大正時代へタイムスリップしちゃいそうです。(いや、確かに私はタイムスリップしたと思う) その時代を闇がたるのは、天切り松その人で、その語り口調も粋でいなせな江戸っ子そのもの。東京産まれの生っ粋の江戸っ子である作者は、本当に自分の持ち味100%出してるって感じの作品です。 なんてったて、この作品は登場人物がみい〜んな、かっこいい!のだ。 きっちり筋が通ってて、義理人情に厚くって、何よりおしゃれで。(この場合、「おしゃれ」という日本語が調度良いのか、?。もっと適切は表現がありそう。粋でいなせってところ、かな、?。)そして、この人お得意の、涙涙大笑涙大笑涙涙!あんまり、面白くって楽しいから、内容について書くのがもったいない。 読むべし! (2004.8記) |
出口 | 浅田次郎著作品・池波正太郎著作品 |