私の入口	「梅安料理ごよみ」（池波正太郎著）
著者；池波正太郎 『梅安冬時雨』	感想： なにせ池波作品、入口が「梅安料理ごよみ」だった為、梅安がこれ程の殺し屋だとはつゆ知らず。しかし、池波作品、読み始めすぐに世界に引き込まれる。時代背景に注釈が入ったりする内に、自分が当時のお江戸にいる気分になるから不思議。 このハードボイルド、未完のまま終わってしまうのが、実に残念。当然誰しも、結末を知りたいものだ。しかし、それでも尚、読み終えた後の充実感はある。シリーズ最終章だけしか読んでいなくともそうなのだから、初シリーズより始められた方はなおさらだろう。 やはり、是非初巻から読み始めることをお勧めしよう。
出口	「鬼平犯科帳」（池波正太郎著）

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