ブロバック(ブログに掲載したバックアップです) | ブログ掲載;2005/7/14 |
私の入口 | テレビ番組 |
「ガイアの夜明け〈2〉見えない未来に踏み出す人たち」(テレビ東京報道局編) |
感想: 「ガイアの夜明け〈2〉見えない未来に踏み出す人たち」
読みました。 ガイアシリーズ3冊それぞれ面白さがありましたが、今回のシリーズ2作目の中で今の私が一番共感できたのが、ユニクロをとらえた「マニュアル社員から商人へ」と、焼肉チェーン「牛角」をとらえた「外食産業を多業態で乗り切れ」です。 前者の「マニュアル社員から・・・」と後者の「牛角」とはテーマは違うものの、なかにマニュアル化の矛盾が見えてきました。 ユニクロの章の中には「マニュアル化の偏重はバカを生む」というコメントが出てきます。これは、私が仕事をしていて実際に感じる側面です。ですが、後者牛角の指導の中には「マニュアルを変えるな」と、あります。これもまた、マニュアルの意味を考えれば鉄則のような気もします。 つまり、そのバランスは結局、人間の度量・器量によって大きく変わってしまうのでは、と思うのです。 本当のマニュアルの意味を深く理解し、マニュアルに偏重することなくマニュアルにのっとる。この感覚を鍛えるのは、なかなか難しい。だからこそ、本の中でもその感覚のズレを上司が何度も指導しているのです。 結局のところ、いくらマニュアル化しても人間の器量は人間でないと伝え鍛えられないのだろう、と思いました。 また「牛角」をとりあつかった章は、つまり組織の店舗開発部門を取り上げたもの。現在、店舗開発部に属している私としては、実に気になる章でした。 勉強になります。 こういった、経済情報本をイメージで捉えるだけでなく、是非実際の役にたつように、自分自身も鍛えねば、と前向きな気持ちになります。 |
出口 | ガイアの夜明け 闘う100人 ガイアの夜明け〜逆境をチャンスに変える人達 「渋谷ではたらく社長の告白」(藤田晋著) |