年齢別でみると〜

0歳〜1歳
初めての絵本


1歳〜2歳
「これなあに?」の頃に


2歳〜3歳
筋のある物語の要求


3歳〜4歳
幅が広がり、リズムのある絵本を


4歳〜5歳
絵本から物語絵本へ(子ども自身の経験が物語へ)


5歳〜6歳
物語を深く心にうけとめる
絵本についてのページ
このページは、瀬田貞二著「絵本論」を読んだことから、絵本の重要性をおおいに感じ、より良い絵本に子どもが接することを願ってつくりました。

この「絵本論」でいわれていることや、子持ち友達の協力を得て、
「良い絵本」とは何か、具体的な本も含めて紹介します。
◆絵本の大切さ◆

ニュージーランドの図書館員ドロシー・ホワイトさんのことば
絵本は、子どもが最初に出あう本です。長い読書生活を通じてひとの読む本のうちでいちばん大切な本です。
その子が絵本のなかで見つけだす楽しみの量によって、生涯本好きになるのかどうかが決まるでしょうから。またそのときの感銘が、大人になってそのひとの想像力をことあるごとに刺激するでしょう。」

「絵本論」より
「よい絵本は小さい子にとって、はかりしれないくらい大切な一つの経験です。よい絵本をみたあとでは、大げさでなく、その子の心に質的な変化、変質がおこります。(中略)全身でうけとめた絵の美しさの感動は、大人になったときのその人の「よい好み」、すぐれた目になっていくでしょう。適切な時期に適切なよい体験の段階をふんで成長すれば、杓子定規の硬化症にかからずに、みずみずしい空想力やユーモアのセンスがたえないでしょう。(中略)寛容な公平さ(みごとさ)を保持するでしょう野卑や安手なうすっぺらを識別して、堂々とした安定を求めるでしょう。」

トップページへもどる